楽天・Yahoo!ショッピング・Shopifyの商品画像サイズ規定まとめ
ECサイトを複数運営していると、プラットフォームごとに異なる画像規定への対応に追われます。楽天市場・Yahoo!ショッピング・Shopifyはそれぞれ要件が違うため、ひとつの画像を使い回すとどこかで問題が起きることも。このガイドでは3プラットフォームの規定を比較表でまとめ、効率よく対応するためのポイントを解説します。
3プラットフォーム 商品画像規定 比較表
まず、3つのプラットフォームの主要規定を一覧で確認しましょう。
| 項目 | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング | Shopify |
|---|---|---|---|
| 推奨サイズ(px) | 1000 × 1000以上 | 1000 × 1000以上 | 2048 × 2048以上 |
| 最小サイズ(px) | 128 × 128 | 100 × 100 | なし(小さいと品質警告) |
| 最大ファイルサイズ | 2MB | 3MB | 20MB |
| 対応ファイル形式 | JPEG / PNG / GIF | JPEG / PNG / GIF | JPEG / PNG / GIF / WEBP |
| 背景色の指定 | 指定なし | 指定なし | 指定なし |
| 最大枚数 | 20枚 | 20枚 | 無制限 |
| ズーム機能 | あり(1000px以上推奨) | あり | あり(Shopifyテーマ依存) |
楽天市場の商品画像規定
基本仕様
楽天市場では商品画像に比較的柔軟な規定が設けられていますが、高品質な画像を用意することが売上に直結します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 推奨サイズ | 1000 × 1000 px以上 |
| 最小サイズ | 128 × 128 px |
| 最大ファイルサイズ | 2MB / 1ファイル |
| 対応形式 | JPEG / PNG / GIF |
| 最大枚数 | 1商品あたり20枚 |
| サムネイル自動生成 | あり(登録画像から自動生成) |
楽天市場の画像最適化ポイント
1. 1枚目の画像が最重要 楽天の検索結果ではサムネイルとして1枚目の画像が表示されます。インパクトがあり、商品の魅力が伝わるビジュアルを1枚目に設定してください。
2. 長尺バナー(インフォグラフィック)の活用 楽天では商品画像として縦長のインフォグラフィック(700px幅 × 任意の高さ)を活用する出店者が多く見られます。スペック・使い方・比較などを1枚にまとめた画像が購買意欲を高めます。
3. 正方形での統一を推奨 楽天のギャラリー表示は正方形でトリミングされるため、1:1比率で作成しておくと意図した構図が保たれます。
Yahoo!ショッピングの商品画像規定
基本仕様
Yahoo!ショッピングの規定はAmazonよりも柔軟ですが、画像品質はストア評価に影響するため、高解像度素材の準備が重要です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 推奨サイズ | 1000 × 1000 px以上 |
| 最小サイズ | 100 × 100 px |
| 最大ファイルサイズ | 3MB / 1ファイル |
| 対応形式 | JPEG / PNG / GIF |
| 最大枚数 | 20枚 |
| 推奨アスペクト比 | 1:1(正方形) |
Yahoo!ショッピングの画像最適化ポイント
1. PayPayモール展開を意識したビジュアル Yahoo!ショッピングとPayPayモールは連動しており、スマートフォン表示での視認性が特に重要です。文字を使う場合はスマートフォン画面でも読めるサイズに設定しましょう。
2. 画像ファイル名の工夫
SEO的な観点から、ファイル名に商品名や特徴を含める(例: red-sneakers-size28.jpg)と検索流入に好影響をもたらす場合があります。
3. 動画の活用 Yahoo!ショッピングでは商品動画(MP4)の登録も可能です。動画は静止画より高いエンゲージメントが期待できます。
Shopifyの商品画像規定
基本仕様
Shopifyは自社ECとして最も自由度が高いプラットフォームです。画像規定も比較的緩やかですが、高解像度素材を用意しておくことでテーマのズーム機能を最大限活かせます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 推奨サイズ | 2048 × 2048 px以上 |
| 最大ファイルサイズ | 20MB |
| 対応形式 | JPEG / PNG / GIF / WEBP |
| 推奨アスペクト比 | テーマに依存(一般的に1:1) |
| 最大枚数 | 無制限(プランによる) |
| WebP対応 | あり(自動変換機能も) |
Shopifyの画像最適化ポイント
1. テーマのアスペクト比に合わせる Shopifyのテーマによって商品画像の表示比率が異なります(1:1、3:4、4:3など)。使用テーマの仕様を事前に確認し、それに合わせた比率で素材を統一することが重要です。
2. WebP形式を活用する Shopifyは自動でWebP変換を行うことができます。同じ品質でJPEGより25〜35%軽量になるため、ページ表示速度の改善につながります。
3. Alt テキストの入力を忘れずに Shopifyでは各商品画像にAltテキストを設定できます。SEOの観点から、商品名・色・用途などを含む説明文を入力することを強くおすすめします。
4. テーマのカラムレイアウトを考慮 商品一覧ページのカラム数(2列・3列・4列)によって、サムネイルの表示サイズが変わります。特に4列表示では細部まで見えにくいため、インパクトのある構図を優先しましょう。
プラットフォーム横断で使える画像準備のベストプラクティス
複数のECプラットフォームを運営する場合、毎回プラットフォームごとに画像を作り直すのは非常に非効率です。以下のワークフローを参考にしてください。
推奨ワークフロー
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. マスター画像の撮影 | 3000 × 3000 px以上で撮影・保持 |
| 2. 共通リサイズ | 2048 × 2048 px(Shopify対応)を基準に書き出し |
| 3. プラットフォーム別書き出し | 各規定に合わせてリサイズ・圧縮 |
| 4. ファイル名管理 | プラットフォーム名・商品コードを含むファイル名に統一 |
| 5. 一括アップロード | CSVやAPIを活用して一括登録 |
プラットフォーム別 最適サイズ早見表
| プラットフォーム | 書き出しサイズ | ファイル形式 | 圧縮目標 |
|---|---|---|---|
| 楽天市場 | 1000 × 1000 px | JPEG | 1.5MB以下 |
| Yahoo!ショッピング | 1000 × 1000 px | JPEG | 2.5MB以下 |
| Shopify | 2048 × 2048 px | WebP / JPEG | 500KB以下 |
| Amazon(参考) | 2000 × 2000 px | JPEG | 5MB以下 |
よくある失敗パターン
失敗1: 最小サイズギリギリで入稿
最小サイズ(楽天: 128px、Yahoo!: 100px)を満たしていても、実際の商品ページでは拡大表示されて画質が粗くなります。推奨サイズの1000px以上で入稿することを徹底してください。
失敗2: ファイルサイズオーバーで登録エラー
スタジオ撮影した高解像度のRAW現像データをそのまま使うと、楽天の2MB制限を超えてしまいます。書き出し時に適切な圧縮をかけることが必要です。
失敗3: Shopifyテーマと比率が合わない
テーマが正方形(1:1)を前提に設計されているのに、横長画像を登録すると上下が白い余白で埋められたり、トリミングされたりします。テーマ変更時には画像の再登録が必要になるケースもあります。
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